コーヒー好きの方へ、エスプレッソと歯の着色を防ぐポイント

今回は、エスプレッソと歯の着色の関係、そして歯の白さを守るための工夫についてお話しします。

エスプレッソとは

エスプレッソとは、細かく挽いたコーヒー豆に高い圧力をかけ、短時間で抽出するコーヒーの一種です。少量でも香りや味わいが濃く、イタリアを中心に世界中で親しまれています。
コーヒーにはポリフェノールが含まれており、抗酸化作用が期待されるなど体にとって良い面があります。一方で、歯に着色しやすい飲み物としても知られています。

エスプレッソが着色しやすい理由

コーヒーによる歯の着色は、ポリフェノールの一種である「タンニン」が大きく関係しています。
歯の表面は、唾液由来の「ペリクル」と呼ばれる薄いタンパク質の膜で覆われています。このペリクルは、歯を酸などの刺激から守る役割を果たしますが、一方で色素が付着しやすいという性質も持っています。
コーヒーに含まれるタンニンは、このペリクルと結び付きやすく、結果として歯の表面に色素が付着し、着色汚れが発生します。

歯の白さをキープするためにできること

ミルクを加える

コーヒーにミルクを加えると、ミルクに含まれるタンパク質「カゼイン」がタンニンと結び付き、歯の表面に色素が付着しにくくなるといわれています。そのため、エスプレッソにミルクを加えたカフェラテやカプチーノなどを選ぶと、着色を防ぎやすくなります。

コーヒーを飲んだ後にうがいをする

コーヒーを飲んだ後は、水で軽くうがいをすると歯の表面に残った色素を洗い流せます。その後、少し時間をおいてから歯磨きをすると、歯の表面に付着した汚れを落としやすくなります。

唾液の分泌を促す

唾液の分泌を促すことも、コーヒーによる歯の着色を防ぐポイントのひとつです。唾液には、お口の中をきれいに保つ「自浄作用」があり、歯の表面に付着した汚れを洗い流す働きがあります。たとえば、よく噛んで食事をしたり、食事中にコーヒーを飲んだりすると、唾液の分泌が活発になるため、着色を防ぎやすくなります。

着色が気になる場合は歯科医院へ相談を

歯の着色が気になる場合、自己判断で強く歯をこすったり、研磨力の強い歯磨き剤を使用したりすると、歯の表面を傷付けてしまう恐れがあります。
着色が気になるときは無理に自分で落とそうとせず、歯科医院に相談することが大切です。歯科医院では、専門的なクリーニングによって着色汚れを除去することができます。また、歯の白さをさらに高めたい場合は、ホワイトニングを行う選択肢もあります。

まとめ

エスプレッソなどのコーヒーは、歯の着色の原因になることがありますが、飲み方や日々のケアを工夫することで、着色汚れを抑えることができます。コーヒーを楽しみながら歯の白さを守るためにも、日常の習慣を見直してみましょう。
また、着色が気になる場合は、歯科医院でのクリーニングやホワイトニングによって改善できることがあります。
当院では、歯の着色に関するケアや治療について丁寧にお伝えしていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

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